NPOの活動でよく言われるのが活動資金不足です。会員の会費や寄付にも限界はあり、かといって助成金や補助金頼みというのも、継続性が保障されません。
そこで、エコメッセは当初より、事業と活動をあわせて行っていこうと、皆さんから不用になった衣類・雑貨などの提供をお願いし、それを売った中から環境活動資金を生み出しています。7年経った今では、都内7地域12のりユースショップを運営しています。そこでの売り上げの一部(環境応援金)を元に、練馬では区内の大学、幼稚園に太陽光パネルを設置し、再生可能エネルギー普及に貢献するとともに、環境教育にも役立てています。(この12月には小学校の屋上にも新しい太陽光パネルが設置されます。)
世田谷、目黒では伐採予定の樹木を公園に移植を支援したり、小学校の環境教育の出前講座をしています。そのほかの地域でも、さまざまな活動にリユースショップの売り上げが生かされています。
1年前、このようなエコメッセの活動を府中でもと有志が集まり、府中での環境テーマを考えたり、お店探しをしてきましたが、やっと1歩を踏み出すことになりました。
府中での環境テーマは「農」「自然エネルギー」「環境教育」「人とものの循環」「共に生きる」とちょっと欲張りですが、それぞれを組み合わせながら、楽しい活動にしていきます。
そして、10月18日(日)14:00からは、エコメッセ府中運営委員会(環境活動を推進する役割)の設立の会を開きます。そのときには「農」と「共に生きる」をテーマに簡単なトークセッションを行います。ご自由にご参加ください。
一日置いた10月20日(火)、リユースショップ「水・緑木地」府中店がオープンします。場所は大国魂神社東約200メートル、府中駅からも2分の便利な場所です。府中での環境活動の拠点となり、人から人への、ものの橋渡しができる場所にしていくつもりです。
リユースショップ「水・緑・木地」府中店
府中市宮町2−15−1 柏屋ビル1F
T/F 042−319-9458
*不用になった衣類、雑貨などの提供をお願いしています。