希望は先取りした未来

日本希望製作所NPO法人化記念イベントに参加して

希望製作所のパク・ウォンスン弁護士
希望製作所のパク・ウォンスン弁護士
 今月16日、2007年に韓国の希望製作所の支部としてスタートした日本希望製作所が新たにNPO法人化を記念してのイベントがありました。

 今年1月、私の所属する「環境まちづくりNPOエコメッセ」では、希望製作所のコーディネートで韓国の社会的企業「美しい店」などを視察し、大きな刺激を受けて帰ってきました。
今回のイベントで、その韓国視察から新たな日韓の協働の可能性について報告を、との依頼があり参加しました。

 韓国視察で、私が受けた衝撃については改めて報告をしますが、イベントでは韓国希望製作所の設立者であるパク・ウォンスン弁護士の講演があり、パク弁護士が韓国の市民社会をどのようにデザインし、その実現のために取り組んできた様々な実践を話されました。その根底をなすものが「分かち合い文化」をというものです。

 その実現のためには市民社会がより公共的な分野にも提案をし、自らも社会的事業を興していくことが必要で、そのような社会のあり方を創案する役割を新たな言葉「ソーシャルデザイナー」と表現しています。
韓国の希望製作所では、社会創案のプロセス支援を市民シンクタンクとして行っており、私たちが視察した時も、「いかにしたら市民は寄付をするか」についての研究など、すぐにでも聞きたいような興味深い調査・研究をしていました。

 日本の希望製作所はそのような研究機関ではありませんが、私たちが経験した韓国視察のコーディネートなど、新たな活動へのきっかけを与えてくれる様々な情報や体験を提供してもらえる、という意味では貴重な存在だと今回のイベントからも実感しました。

 イベントの終わりにパク弁護士は「希望を見ることで現実が見える」と結ばれました。タイトルの「希望は先取りした未来」という言葉は元在日韓国大使のチェさんの言葉ですが、改めて私たちはどのような希望を抱いているのだろうと思いました。

 イベントの内容は日本希望製作所のHPに出ていると思います。是非ご覧ください。